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イチゴ一会

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京都の台所「錦市場」東京から遊びにきた友人を案内した。
そこで、こだわりの京野菜を販売している「かね松老舗」で売っていたイチゴをみて思った。

2個880円のイチゴが売っていることは然程驚かない。
びっくりする価格の高級食材やおとりよせ商品は、テレビや雑誌でよく取り上げられている。

しかし、これはいったい誰が買うのだろうか?
通りから一番目立つショーケースに入った高級イチゴは、誰に発信しているのだろうか?

スーパーで1パック500円でも高いと思う人は、見向きもしないだろう。
ぜいぜい、「ひぇ~、高いイチゴだ」って冷やかされるのがオチだろう。

お金を惜しまないセレブな人は「少々難あり」のシールが付いたものをわざわざ買うだろうか?「どうせ買うならきれいなモノがいいわ」といって、見向きもしない。

そもそも、2個っていう数は、顧客にとって買いにくくはないのか?
贈り物にしても、高級レストランの仕入れでもでもやはり数が少なすぎる。

では、誰が買うのだろう?

あっ、そうだ!

「少々の難」が小さな傷であれば、味や食感に影響がない。
そんなことを分かっている本物志向のこだわりさんが「これは、お買い得だ!」と思って買う。
そう、きっと心も裕福な老紳士が家に買って帰るのだ。

それしかない!でも、ターゲット狭っ!(汗)

もし、そんな本物がわかる人に「ご奉仕品」として陳列されていたなら粋なプロモーションですね。

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「おばあさん、今日は、いいイチゴと出会えたよ、思わず買っちゃった。」といいながら、夕食のデザートに出す。

そんなことを勝手に想像していました。(笑)